突然ですが、あなたは朝洗顔していますか?

夜ちゃんと洗ってるから大丈夫でしょ

水で流すだけにしてる

洗いすぎると乾燥するって聞いたから
エステの現場でも、SNSのコメントでも、本当によく聞く声です。
「朝洗顔をやめたら肌の調子が良くなった」という著名人の方も少なくないですよね。
わかります。よーくわかります。
私も長いことこの情報に惑わされました。
最近はとくにSNSで「朝は洗顔しないほうが美肌になれる」という情報が広まっていて、混乱している方も多いと感じます。
でも、正直に言います。
15年以上エステティシャンとして多くの方の肌に触れてきた経験から言うと、朝洗顔をしていない方の肌は、毛穴の状態もくすみも、している方と比べて明らかに違います。
- なぜ違うのか
- 朝洗顔をサボり続けると何が起きるのか
- 顔ダニや酸化皮脂という少し怖い話
私の実体験も含めてしっかり解説していきます。
「朝洗顔ってやっぱり必要なんだ」と自分で納得できるように読んでもらえると嬉しいです。
朝の洗顔やめたら、白いプツプツが出現しました
4月から娘が保育園に入園したので朝起きる時間が早まり、自分の身支度の時間を削る日々が続きました。
そう、朝の洗顔をしなくなりました。
元エステティシャンなのでわかっていました。
どうなってしまうのか…。
私の肌は目立ちはしませんが少しアトピー肌で乾燥するうえに、オイリー肌でもあります。
朝洗顔しなかったほんの数日で肌に異変が起きました。

ガーン。。。
こんなのできたことなかったのに💧
これアゴなんですけど、次の日に鼻の横にもできました。
これは朝洗顔してないからだ!とピンときました。
このプツプツに気づいた翌日から自分のTo Do タスクにに必ず「朝洗顔すること」を入れました。
プツプツは出現してから3日ほど私の肌に滞在していましたが、朝洗顔することを必須としてからは全く現れていません。
元に戻って安堵しました。
夜洗ったから朝はきれい?それとも汚い?
結論:朝の肌は、思っているより汚れています。
多くの人が「夜にちゃんと洗ったんだから、朝はそこまで汚れていないはず」と考えています。
気持ちはよくわかります。
でも、それは大きな誤解!
人間の肌は、寝ている間も休まず働いています。
就寝中も皮脂は分泌され続けますし、汗もかく💦
さらに、まくらやシーツに付いたほこりや雑菌も顔に触れています。
毎日同じまくらカバーを使っているなら、前日の皮脂やホコリも再び顔についている、ということになります。
それだけじゃありません。
夜つけたスキンケアアイテムの化粧水、乳液、クリームなどの油分も、朝には肌の上に残っています。
これが翌朝まで放置されると、酸化が進んでしまいます。
つまり朝の肌は、「皮脂+汗+まくらのほこり・雑菌+前夜のスキンケアの残り」が混在した状態です。
これをそのまま放置して化粧水をつけたり、メイクをしたりしているとしたら……
少しコワくなりませんか?
エステの施術でも、朝洗顔をしていないお客様の毛穴に触れると、そのべたつき具合が全然違います。
毛穴の奥に何かが詰まっているような、ざらっとした手触りがあることも少なくありません。
だから「夜洗ったから朝は大丈夫」は、残念ながら肌の実態とズレがあると思います。
酸化皮脂とは何か|放置された皮脂が「毒」に変わる話
ここで少し専門的な話をさせてください。
皮脂が酸化するとどうなるのか
皮脂そのものは、肌のバリア機能を守るために必要なものです。
問題は、皮脂が空気に触れたまま長時間放置されると「酸化」してしまうことです。
酸化とは、ものが空気(酸素)に触れることで変質する現象です。切ったリンゴが茶色くなったり、鉄がさびたりするのと同じしくみ。
皮脂も同じように、放置すると変質して「過酸化脂質」という物質になります。
この過酸化脂質が肌にとって問題で、バリア機能を低下させたり、毛穴に詰まって炎症の引き金になったりする可能性があると考えられています。
またシミやくすみの一因になるという見解もあり、皮膚科学の分野でも注目されている物質です。
水だけ洗顔では酸化皮脂は落ちにくい
重要なのは、水やぬるま湯だけでは、この酸化した皮脂をきちんと落とすのが難しいという点です。
皮脂は油性の成分であるため、水だけでは乳化・除去しにくい性質があります。
洗顔料に含まれる界面活性剤が油と水をつなぐ役割を果たすことで、はじめて皮脂汚れをしっかり洗い流せると言われています。
「水の方が肌に優しいから」と思って水洗顔を選んでいる方も多いですよね。気持ちはとてもよくわかります。
でも、落としきれていないものを落とせたことにしてしまうのは、肌への本当の優しさではないと感じます。
もちろん、乾燥肌で洗顔料が合わない場合は別の話です。
ただ、「なんとなく洗いすぎが怖いから水だけにしている」という方には、一度肌に合った洗顔料で洗ってみることをおすすめしたいと思います。
顔ダニという存在を知っていますか?
さて、ここからが少し衝撃的な話になります。

顔ダニ(デモデックス)とは
「顔ダニ」という言葉を聞いたことがありますか?
正式名称は「デモデックス(Demodex)」といいます。
医学的には「ニキビダニ」とも呼ばれる、極めて小さなダニの一種です。体長は0.1〜0.4mmほどで、肉眼では見えません。
驚くことに、このダニは成人の多くの肌に常在していると考えられています。
海外の研究では成人の大多数に存在するという報告もあり、「ほぼ誰の顔にもいる」と表現されることもあるほどです。
私の顔にも!あなたの顔にも!です。
これを聞いて「ぞっとした」という方もいると思います。
ただ、適正な数であれば顔ダニそのものは無害で、通常は特に問題を起こしません。
実は顔ダニには「役割」がある
「気持ち悪い…すぐ排除したい」と思った方もいるかもしれませんが、少し待ってください。
顔ダニは、適正な数であれば私たちの肌にとってむしろ必要な存在だと考えられています。
毛穴の中の余分な皮脂や古い皮膚細胞を食べて分解してくれる、いわば「お掃除係」のような働きをしていると言われています。
また近年の研究では、皮膚上に存在する微生物のバランス(スキンマイクロバイオーム)が皮膚の健康に深く関わっている可能性が示唆されており、顔ダニもそのバランスの一部を担っているのではないかという見方もあります。
だから「顔ダニ=悪者」ではなく、「本来いて当たり前の存在、ただし増えすぎると問題」という理解の方が正確です。
大切なのは顔ダニをゼロにしようとすることではなく、増えすぎない環境を整えること。
そのためにも、朝の洗顔で余分な皮脂をきちんとリセットすることが意味を持ってくるわけです。
顔ダニは皮脂が大好物
問題は、顔ダニが皮脂や皮膚の細胞を主な栄養源としている点です。
洗顔をしない、あるいはきちんと落としきれていない状態が続くと、顔ダニのエサが顔の上に豊富に存在し続けることになります。
そうなると顔ダニは増殖しやすくなります。
顔ダニが増えすぎると起きること
顔ダニが異常増殖した場合、以下のような肌トラブルが起きることがあると言われています。
- 慢性的な赤みやほてり(頬・鼻周り・額・あごに多い)
- なかなか治らない小さなぶつぶつ(通常のニキビと違い、かゆみを伴うことも)
- 肌のざらつきやキメの粗さ
- 化粧のノリの悪さ、ファンデーションが浮きやすい
「ちゃんとスキンケアしているのに、なんか肌の調子が悪い…」という状態が長く続いている方は、もしかしたら顔ダニの増殖が一因になっているかもしれないと思います。
特に注目したいのが、顔ダニの主な生息場所です。
毛包(毛穴)や皮脂腺に住んでいると考えられており、毛穴に皮脂が溜まっていればいるほど、居心地がよくなるわけです。
朝洗顔をしないことで毛穴に皮脂が残ったまま一日を過ごす、というのは、顔ダニにとって快適な環境を一日中提供していることになります。
そう考えると、朝洗顔の大切さが実感としてわかってくるのではないでしょうか。
💧私の実体験💧
あれは20代でした。
なんだか異常に肌がかゆい時期がありました。
- 夜だけ顔がムズムズ
- 小鼻がかゆい
- 眉間に細かいブツブツ
こういった症状が続きました。
最初は花粉かと思っていたけど、エステの講習や皮膚科で顔ダニの話を聞いて納得。
以下に当てはまると悪化するそうです。
- 睡眠不足 → やることが多すぎて1日4時間睡眠でした💦
- メイク落としをサボる → エステティシャンのくせに新人の頃はやってしまっていました💦
- 皮脂多め → Tゾーンがテカらない日はありませんでした💦
生活リズムを整えて、寝る前のクレンジングを丁寧にしたらかなり落ち着いたのを記憶しています。
あれが顔ダニの仕業だったかもしれないと思うとゾッとします( ;∀;)
朝洗顔をしないと起きる5つのこと
では、朝洗顔をサボることで具体的に何が起きるのか、整理してみます。
① 毛穴が詰まり、黒ずみ・角栓ができやすくなる
夜の間に分泌された皮脂と、前夜のスキンケアの残留油分が混ざり合った状態で、さらに古い角質も加わります。
これが毛穴の入り口をふさいでしまうことで、毛穴の詰まりが起きやすくなります。
特に皮脂量の多い小鼻まわりや、あご・おでこには角栓ができやすくなり、角栓が空気に触れて酸化すると、あの黒いポツポツ黒ずみに💦。
「毛穴が目立つ」とお悩みの方は、まず朝の洗顔から見直してみてほしいと思います。
② ニキビができやすくなる
毛穴が詰まった状態だと、その中でアクネ菌(ニキビの原因菌のひとつ)が増殖しやすくなります。
アクネ菌は皮脂を栄養源にしているため、皮脂が残った毛穴は格好のすみかになります。
「ニキビが繰り返しできる」という方は、洗顔の習慣を見直すと状況が変わることがあります。
③ くすみ・肌のトーンダウン
酸化皮脂(過酸化脂質)は、肌のバリア機能に悪影響を与えるだけでなく、くすみの一因にもなると言われています。
「なんとなく顔が暗い」「透明感がない」と感じている方は、毎朝きちんと洗顔するだけで印象が変わることがあります。
エステの現場でも、洗顔習慣を変えただけで「なんか明るくなった気がする」とおっしゃるお客様は少なくありません。
④ スキンケアの浸透が悪くなる
どんなに高価な化粧水や美容液を使っても、肌の表面に皮脂や汚れが残っていると、成分がうまく角質層に届きにくくなります。
せっかくのスキンケアが空振りになってしまっている可能性があります。
洗顔は「スキンケアの土台」だと私はよく言います。
土台が整っていないと、その上に何を重ねても十分な効果が出にくいからです。
⑤ メイクのノリが悪くなる
朝の肌に皮脂や汚れが残っていると、ファンデーションがうまくのらなかったり、時間が経つにつれて崩れやすくなったりします。
「なんかメイクの持ちが悪い」という方も、朝の洗顔を見直してみる価値があると思います。
「朝洗顔しない方が肌がきれいになる」説はなぜ広まったのか
「でもSNSで見たよ?朝洗顔しない方がいいって」という疑問はもっともです。
これにもちゃんと理由があります。
洗いすぎによる乾燥が問題だった
「朝洗顔をやめたら肌の調子が良くなった」という体験談には、ある背景が隠れていることが多いと感じます。
その多くは、もともと洗浄力の強すぎる洗顔料で、必要な皮脂まで根こそぎ落としてしまっていたケースです。
肌に必要な皮脂まで取り除いてしまうと、肌は乾燥し、バリア機能が低下します。
朝洗顔をやめることで「乾燥が改善した」と感じた場合、それは「洗顔そのものが悪い」のではなく、「洗顔の方法や洗顔料の選択が肌に合っていなかった」ことが原因だと考えられます。
解決策は「洗顔をやめること」ではなく「洗い方を変えること」
洗顔が肌に合っていないと感じている方には、洗顔そのものを省くより、洗顔料の種類や洗い方を見直すことをおすすめしたいと思います。
乾燥が気になる方には、アミノ酸系や弱酸性タイプの洗顔料など、必要なうるおいを残しながら不要な汚れだけを落とせるマイルドな処方のものが向いています。
肌質に合った洗顔料を選ぶことが、朝洗顔の成否を大きく左右すると感じます。
肌タイプ別|朝の洗い方の考え方&おすすめ洗顔料
ここで「じゃあ、自分はどうすればいいの?」と思った方のために、肌タイプ別に整理してみます。
| 肌タイプ | おすすめ商品 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 乾燥肌 | キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料 | セラミド配合・泡ポンプで時短◎ | 約1,540円/150ml |
| 乾燥肌 | イハダ ミルク洗顔 | ミルクテクスチャーでつっぱりにくい | ドラスト価格帯 |
| 乾燥肌 | ファンケル 泥ジェル洗顔 | 泡立て不要・しっとり仕上がり | ドラスト価格帯 |
| 混合肌 | キュレル 皮脂トラブルケア 泡洗顔料 | 皮脂だけ落としてうるおいキープ | ドラスト価格帯 |
| 混合肌 | 専科 パーフェクトホイップ | コスパ◎・洗浄力と保湿のバランスよし | 300円台〜 |
| 脂性肌 | スイサイ ビューティクリア ブラック | 炭が毛穴汚れを吸着・2025年ベスコス | 約1,980円/32個 |
| 脂性肌 | メラノCC ディープクリア酵素洗顔 | 酵素+ビタミンCで毛穴&くすみケア | 約715円/130g |
| 敏感肌 | dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム | 2025年アットコスメ洗顔1位・薬用設計 | デパコス価格帯 |
| 敏感肌 | キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料 | 敏感肌売上No.1・最初の一本に最適 | 約1,540円/150ml |
🔵 乾燥肌・乾燥性敏感肌の方
洗いすぎは乾燥を悪化させる可能性があるため、保湿力があり刺激の少ないアミノ酸系などの低刺激洗顔料を選ぶのが基本です。
すすぎに使うお湯が熱すぎると乾燥しやすくなるので、人肌に近いぬるま湯を意識してみてください。
水温が低いと、洗顔後に保湿ケアをしても美容成分の働きが落ちることがあると言われています。
ぬるま湯の方が肌温度を保ちやすく、スキンケアの浸透にも有利だと思います。
おすすめ洗顔料
① キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料(花王)

セラミド機能成分を配合し、うるおいを守りながら洗えるのが特徴です。
敏感肌化粧品として5年連続売上No.1という実績もあり、乾燥+敏感の悩みが重なる方にも選びやすい一本だと思います。
泡で出てくるポンプタイプなので、朝の時短にもなるのが地味に嬉しいポイントです。
② イハダ ミルク洗顔(資生堂)

ミルクのようなやわらかいテクスチャーで、洗い上がりのつっぱりが出にくいと口コミでも評判が高い商品です。
グリチルリチン酸2K(抗炎症成分)と高精製ワセリンがうるおいを守りながら洗ってくれます。
乾燥が気になる季節の朝洗顔にとくに向いていると感じます。
③ ファンケル 泥ジェル洗顔

泡立て不要のジェルタイプで、皮脂や不要な角質をオフしながらつっぱりにくい仕上がりが特徴です。
朝洗顔ユーザーからの口コミが多く、「洗った感があるのにしっとり」という声が目立ちます。忙しい朝でも手軽に使えるのが◎だと思います。
🟡 混合肌の方
Tゾーン(おでこ・鼻)はオイリーで、Uゾーン(頬・あご)は乾燥しやすい場合は、部分的に工夫するのも手です。
全体的にマイルドな洗顔料を使いつつ、特に皮脂の多いTゾーンは丁寧に洗う、という方法でも問題ありません。
「脂性肌だから洗浄力の強いもの」を選ぶと、頬がカサカサになりやすいので注意が必要だと感じます。
おすすめ洗顔料
① キュレル 皮脂トラブルケア 泡洗顔料(花王)

Tゾーンの皮脂は気になるけど乾燥もするという混合肌の悩みに、かなりフィットする洗顔料だと思います。
セラミドを守りながら過剰な皮脂だけを落とす設計で、グリチルリチン酸2K(抗炎症成分)も入っているのでニキビが出やすい方にも向いています。
弱酸性・無香料・アルコールフリーという処方も安心感があります。
② 専科 パーフェクトホイップ(ファイントゥデイ)

長年愛されているプチプラの定番です。
シルクエッセンス・ヒアルロン酸などの保湿成分を配合しながら、洗浄力もしっかりあります。
敏感肌の刺激になりうる成分が見当たらないという評価もあり、混合肌〜脂性肌の方に幅広く使いやすい一本です。
コスパが高いので朝専用として使い分けしやすいのもいいと思います。
🔴 脂性肌・オイリー肌の方
朝も夜も、洗顔料を使ってしっかり洗うことをおすすめします。
皮脂が多い方ほど、朝の洗顔は必須と考えてください。
皮脂を適切に取り除かないと、毛穴詰まりや顔ダニ増殖のリスクが高まります。
ただし、「しっかり洗いたい」からといってゴシゴシこするのは逆効果で、摩擦が炎症を招くこともあります。
あくまで泡で包み込んで、やさしく洗うことを意識してほしいです。
おすすめ洗顔料
① スイサイ ビューティクリア ブラック パウダーウォッシュ(カネボウ)

炭成分が毛穴の皮脂・汚れをしっかり吸着する酵素洗顔パウダーです。
VOCE・美的・smart・arなど複数の美容メディアのベストコスメ2023を受賞した実績があるので、テカリや毛穴の黒ずみが気になる脂性肌にとくにおすすめです。
個包装なので使いたい量だけ使えるのも衛生的でいいと思います。
② メラノCC ディープクリア酵素洗顔(ロート製薬)

酵素+ビタミンCが入った洗顔フォームで、毛穴汚れや古い角質をしっかり落としながらくすみケアも期待できます。
酵素洗顔では珍しいフォームタイプなので使いやすく、コスパも優秀です。毛穴とくすみの両方が気になる脂性肌の方に向いていると感じます。
🟢 敏感肌・ゆらぎ肌の方
敏感肌の方は、洗顔料の成分選びがとくに重要です。
アルコール・香料・着色料フリーで、アミノ酸系洗浄成分を使ったものを基本に選ぶのがいいと思います。
泡立てがうまくできないと摩擦が増えて刺激になるので、最初から泡で出てくるポンプタイプや泡立て不要タイプを選ぶのも賢い選択肢です。
おすすめ洗顔料
① dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム(資生堂)

@cosmeベストコスメアワード2025 ベスト洗顔料 第1位・薬用設計を受賞した話題の洗顔料です。
薬用設計で肌荒れ防止成分入り、濃密な泡が肌に直接触れないように洗えるため、ゆらぎがちな肌でもヒリヒリしにくいという声が多いです。
敏感肌の方がリピートしやすい安心感がある商品だと思います。
② キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料(花王・再掲)

乾燥肌でも挙げましたが、敏感肌にも幅広く対応しているため再度おすすめしたいアイテムです。
敏感肌化粧品として長年トップを走っているブランドの安心感があり、はじめてちゃんとした朝洗顔を習慣にしようとしている方の「最初の一本」としてもおすすめです。
正しい朝洗顔のやり方
ここで朝洗顔のポイントをまとめます。
① まず手を清潔にする
洗顔前に手をしっかり洗います。雑菌がついた手で顔を洗っても意味がありません。
② ぬるま湯で予洗い(5〜6回程度・約30秒)
いきなり洗顔料をつけるのではなく、まずぬるま湯(34〜36℃が目安)で顔全体を5〜6回ほど軽くすすぎます。
これで角質が少し柔らかくなり、毛穴の汚れが落ちやすくなります。
熱いお湯は皮脂を取りすぎるので注意してください。
③ 洗顔料をしっかり泡立てる(30秒〜1分)
手のひらを逆さにしても泡が落ちない程度まで泡立てます。
時間がないときは泡立てネットを使えば10〜15秒で十分な泡ができます。
泡立てが不十分だと摩擦が生じて肌に負担がかかります。
④ 泡で優しく洗う(30〜40秒・肌には直接触れない意識で)
泡をクッションにして、肌に手が直接触れないように洗います。
30〜40秒を目安に、皮脂が多いTゾーンから洗い始め、乾燥しやすい目元や頬は最後に軽くなでる程度で十分です。
ゴシゴシこするのは絶対NG。摩擦が肌にダメージを与えます。
⑤ ぬるま湯で丁寧にすすぐ(15〜20回程度・約1分)
洗顔料の残りが肌に残ると刺激になります。15〜20回を目安に、小鼻のわきや生え際、あごのラインなど洗い残しが出やすい場所は特に丁寧にすすぎましょう。
⑥ 清潔なタオルで押し当て拭き取り
タオルでゴシゴシ拭くのは肌を傷めます。
清潔な柔らかいタオルを優しく押し当て、水分を吸わせましょう。
できれば毎日清潔なものを使うのが理想です。
⑦ 洗顔後は素早く保湿(洗顔後1分以内が理想)
洗顔後の肌は水分が急速に蒸発しやすい状態です。
1分以内を目安に化粧水で水分を補い、乳液やクリームで蓋をします。
洗顔全体にかかる時間の目安:2〜3分 「時間がない」と感じている方も、この時間さえ確保できれば十分です。
よくある疑問(FAQ)
朝洗顔に関するよくある質問をまとめてみました。
Q1. 朝洗顔は時間がかかって面倒なんですが…
洗顔そのものにかかる時間は1〜2分ほどです。
丁寧にやっても3分あれば十分です。
「忙しいから」という気持ちはよくわかりますが、3分の洗顔が肌の状態を大きく左右すると思うと、やってみる価値はあると感じます。
Q2. 旅行中や時間がないときはどうする?
忙しい朝でも、せめてぬるま湯でしっかりすすぐだけでも、何もしないよりはずっとマシです。
ただ、やはり洗顔料を使って洗えるのがベストです。
泡立て不要の洗顔料や、フォームタイプで泡が出てくるものを使えば、時短しながらちゃんと洗うことができます。
Q3. 朝洗顔をすると乾燥する気がするんですが?
もしかしたら洗顔料が肌に合っていないか、洗いすぎているかもしれません。
洗顔料を低刺激なものに変えてみることと、洗顔後の保湿ケアを丁寧に行うことを見直してみてください。
また、すすぎに使うお湯が熱すぎると乾燥しやすくなります。
人肌に近いぬるま湯を意識してみてください。
Q4. 朝洗顔のあと、すぐメイクしていいですか?
洗顔直後の肌は、水分が飛びやすくバリアが薄い状態です。
そのままメイクをするのはあまりおすすめしません。
洗顔→化粧水→乳液またはクリームで保湿を済ませてから日焼け止めを塗り、その上にメイクをするのが理想的な順番です。
保湿をしっかり挟むことでメイクのノリも持ちも変わってくるので、ここは省略しないでほしいと思います。
Q5. 顔ダニって、洗顔だけでなくせますか?
顔ダニ(デモデックス)は適正な数であれば誰の顔にも存在するものなので、「ゼロにする」という考え方より「増やしすぎない環境を作る」という発想の方が現実的です。
洗顔で皮脂をきちんと落とすことに加え、まくらカバーをこまめに洗う、メイクブラシやスポンジを定期的に洗浄・交換するといったことも大切です。
また、ストレスや睡眠不足で免疫力が下がると顔ダニが増えやすくなることもあると言われているので、肌だけでなく体のコンディションを整えることも意識できるといいと思います。
Q6. 水洗顔やぬるま湯洗顔だけじゃダメですか?
「水の方が肌に優しいから」という気持ち、とてもよくわかります。実際、敏感肌の方を中心に水洗顔を選んでいる方は少なくありません。
ただ、水やぬるま湯だけでは就寝中に分泌・酸化した皮脂を十分に落とすのが難しいというのが正直なところです。皮脂は油性の成分なので、水だけではなかなか乳化・除去できません。
とはいえ「洗顔料を使うと絶対に乾燥する」という方には、段階的に試してほしい方法があります。
まず、乾燥しにくいアミノ酸系や弱酸性の低刺激洗顔料を少量だけ使い、Tゾーンや小鼻まわりなど皮脂が多い部分だけ洗顔料を使って、頬など乾燥しやすい部分はぬるま湯ですすぐ「部分使い」から始めてみるのも一つの方法です。
「水洗顔派」の方が試しやすい洗顔料としては、泡立て不要タイプや、最初から泡で出てくるポンプタイプがおすすめです。
摩擦が少ないので、洗顔料に慣れていない肌でも比較的刺激を感じにくいと思います。
どうしても洗顔料が合わない敏感肌・アトピー肌の方は、皮膚科で相談しながら自分に合った方法を見つけていくのが一番です。
Q7. 男性も朝洗顔は必要ですか?
はい、むしろ男性こそ朝洗顔をしっかりしてほしいと思っています。
男性は女性より皮脂の分泌量が多い傾向があるため、就寝中に分泌される皮脂の量も多くなりやすいです。
朝の洗顔をサボると毛穴詰まりやテカリ、ニオイの原因になりやすいので、朝洗顔の必要性は女性以上とも言えます。
洗顔料を選ぶ際は、「男性用」「女性用」で成分が大きく変わるわけではありません。
肌質に合ったものを選ぶのが基本で、皮脂が多い方はしっかり洗い落とせる酵素洗顔や炭・クレイ系、乾燥が気になる方はアミノ酸系のマイルドな洗顔料がおすすめです。
「洗顔料を使うのが面倒」という男性には、泡立て不要タイプや泡で出てくるポンプタイプが時短でストレスなく続けやすいと思います。
エステティシャンとして思うこと
「肌を見るだけで、生活習慣がわかる」とはよく言いますが、私も15年以上施術をしてきてそれを実感しています。
毛穴の状態、肌のくすみ、テクスチャーのざらつき……これらは日々の洗顔習慣とかなり密接に関係しています。
朝洗顔をしていない方と、きちんとしている方では、肌の「清潔感」が目に見えて違うと感じます。
「乾燥するから」
「時間がないから」
「夜洗ったから大丈夫と思っていた」
これらの理由で朝洗顔を省いていた方は、ぜひ一度、1〜2週間だけでも意識して試してみてほしいと思います。
肌というのは正直なもので、習慣が変わると反応も変わります。
特に毛穴の詰まりやくすみが気になっている方は、朝洗顔を習慣にするだけで印象が変わることがあります。
もちろん、洗いすぎはよくありません。
大切なのは「ちゃんと洗うこと」と「肌に合った方法で洗うこと」のバランスです。
結論|やっぱり朝洗顔は必要でした
朝洗顔は、しましょう。
ここまで読んでくださった方は、「なぜ必要なのか」が自分の言葉で説明できるくらいには腑に落ちてもらえたんじゃないかと思います。
最後にポイントをまとめます。
- 朝の肌は就寝中に分泌された皮脂・汗・まくらのほこり・夜のスキンケアの残留油分が混在した状態になっている
- 皮脂は放置すると酸化し、毛穴詰まり・くすみ・バリア機能の低下につながる過酸化脂質に変化する
- 水だけでは酸化した皮脂は落ちにくい
- 顔ダニ(デモデックス)は成人の90%以上の肌に常在しており、皮脂を栄養源としているため、皮脂が残った毛穴では増殖しやすくなる
- 朝洗顔をしないことで、毛穴詰まり・ニキビ・くすみ・スキンケアの浸透不足・化粧崩れが起きやすくなる
- 「朝洗顔しない方がいい」という情報は、洗いすぎによる乾燥が問題だったケースが多く、解決策は洗顔を省くことではなく、肌に合った洗顔料と洗い方を選ぶこと
「朝の洗顔が大事ってわかってはいたけど、ここまで読んで、なんかやる気が出てきたぞッ」
そう感じてもらえたなら嬉しいです。
明日の朝、少しだけ早く起きて、丁寧な洗顔から始めてみてください。
やる気スイッチも入ってシャキッとしますよ✨
それが今日より少し良い肌を作る、最初の一歩になると思います。











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